ひとつは、ガイアの夜明け“緊迫!不動産不況”。もう一つは、ワールドビジネスサテライト“住宅ローン減税の行方”。
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ガイアの夜明けで放送された概要は以下のような感じです。
サブプライムローン問題を端に発した金融危機が日本の不動産会社を経営破綻に追い込んでいる。不動産証券化により、日本の不動産が、世界中の投資家に売られることで、近年の不動産価格高騰を招いていたが、
金融危機による資金難により買い手がつかず、日本の不動産会社とその支払先である建設会社が苦境に陥っている。
さらに、銀行の融資規制、貸し出しの絞り込みで、その煽りをまともに食らっている。番組では、名古屋の不動産会社が支払いと資金調達に苦しんでいる様子を生々しく取り上げていた。
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同じ業界に身を置くので、複雑な思いで見ていましたが、右から左へと転売して儲けるという手法そのものに問題があるのではないか。投資、投機を相手に楽な商売をしてきた経営判断の誤り。自業自得の感も否めなかった。
取り上げられた方は存じ上げないし、憶測にはなるが、楽して儲けて、バァッと我が世の春を謳歌したのだから、その反動が出ても仕方ない。苦しくなって、助けてくれ〜と言ってもね。
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後半部分では、分譲マンションの現状が取り上げられた。
不動産投資(特に金融系)とは違い、自宅購入の需要は根強い。
「新都心リアルコーポレーション」が始めた“アウトレットマンション”
資材や地価の高騰で販売価格が上昇し、売れ行きが悪くなった。銀行の融資が厳しくなり資金繰りに困った分譲業者から、安く買い叩いて再販売している。
“リノベーションマンション”最大手の「インテリックス」
新築マンションの価格高騰により、安い価格の中古マンションに需要は流れている。
どちらの会社も、家具を付けたり、リフォームで、付加価値を付け、早期売却を鍵と口を揃える。
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実際の販売現場を取材する中で放送された二組の購入者側の話が特徴的だった。
「不動産不況、景気不安の中、いつが買い時なのか、分からない」
「不況だからこそ、買い時と判断した」
どちらも、相談を受けているなか、よくお聞きするお話で、番組を見ていて、自分のことのように思えてしまいました。
正直なところ、どちらも正しいのでしょう。自宅の購入の場合、相場うんぬんよりも、まずは、自分の状況が先。それがゴーサインなら、買い手市場の今はチャンスかもしれない。しかし、景気不安で自分の状況が怪しいなら、見送るべき。
自宅の評価が上がった下がったと気になってしまうようであれば、そもそも購入すること自体が難しいのかもしれない。購入後の長い年月の中で、不動産市況は変動するものですから。賃貸だからといって、悪いことばかりではないです。
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ワールドビジネスサテライトでは、麻生総理が景気対策のために打ち出した住宅ローン減税延長を取り上げ、どのような内容になるのか、その影響を分析したが、具体的な内容が決まらぬままの放送のため、ちょっとインパクトには欠けた感があった。
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もう少しはっきりした内容は、月内にまとめられる経済対策で分かると思われるが、現在伝わってきている上限額引き上げでの拡充では、インパクトはあるものの、上限に達するのは高額所得者のみで、金持ち優遇なのかなと思ってしまう。
※所得税を毎年60万円以上払っている方が、10年間、残高が6,000万円を下回らない住宅ローンを組んで、住宅を購入した場合に、最大限の効果が得られる。そんな人は、どんな人?
それでも、現行の制度よりは上乗せされるので、ある程度の金額を借りる方にとっては、購入の後押しになる。
同番組でコメントされた専門家は、都心へ流入している人口は増えており、“ネクストジュニア”という世代の需要は大きい。住宅ローン減税延長で、不動産不況をある程度持ち直せるのではないかと。
いずれにしても、どういう内容になるのか、早くすっきりさせてもらいたいものである。
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